スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

ラベル(在宅医療)が付いた投稿を表示しています

薬剤師の在宅訪問(居宅療養管理指導)とは?仕事の流れ・報酬・始め方を現場目線で解説

※本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。 初めて患者さんのご自宅に上がった日、私は玄関で固まりました。 薬局のカウンター越しなら話せるのに、居間に通されると何から話せばいいのか分からない。 「在宅をやってみないか」と言われて手を挙げたものの、最初の1軒は本当に不安でした。 同じところで止まっている薬剤師の方は、けっこう多いのではないでしょうか。 制度の説明はあちこちにあります。でも知りたいのは、 行って実際に何を見ればいいのか のほうですよね。 この記事では制度の骨格をひととおり整理したうえで、私が最初につまずいたところを書きます。 薬剤師の在宅訪問とは 通院が難しくなった患者さんのご自宅や施設へ薬剤師が訪問し、薬をお届けしたうえで 服薬状況の確認・管理、飲み合わせのチェック、服薬指導、医師への情報提供 までを行うサービスです。 呼び名が2つあります。 保険 名称 対象 介護保険 居宅療養管理指導 要介護認定を受けている方( 介護保険が優先 ) 医療保険 在宅患者訪問薬剤管理指導 要介護認定を受けていない方 どちらが適用されるかは、患者さんの要介護認定の有無で決まります。 1回の訪問で何をするのか おおむねこの流れです。 事前準備 …処方箋の確認、前回訪問の記録の見直し、調剤・一包化などの準備 訪問・お薬のお届け 残薬確認 …ここが在宅訪問の核心です 服薬状況・体調の聞き取り …飲めているか、副作用はないか、生活の中で飲みにくい要因はないか 環境の工夫 …一包化、日付印字、お薬カレンダーの設置など、その方に合った形へ整える 記録と報告 …訪問記録を作成し、医師・ケアマネジャーへ情報提供する 報酬(単位数・点数)は改定のたびに見直されます。 算定にあたっては必ず最新の告示・通知をご確認ください。 在宅は「薬を届けること」ではありません 最初に誤解していたのが、ここでした。 配達だと思っていると、行っても何をすればいいのか分からなくなります。 在宅でやっているのは、 その人の生活の中で薬がどう扱われているかを見ること です。 窓口では「飲めています」と答えていた方が、実際に伺うと薬が山積みになっている。 処方は適切なのに、包装が開けられずに飲めていない。冷蔵庫に入...